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成隣会について

成隣会とは、瓊林会大阪支部会員で、還暦を過ぎた者達の親睦団体で 毎月一回、昼食を共にして、談論風発の楽しい会であり、現在会員は27名、毎月の会合 に参集する者、大体16~17名。最長老は高商27回、89歳で今でも新短歌で活躍されている 福田廣宜氏を筆頭に、それぞれ生き生きと活きておられる方ばかりである。発足は昭和34年というから、44年の歴史を持つ伝統のある会であり、最初は高商9回生 の同期生が昼食を共にしていた「十五日会」から発展して、明治生まれの者の同窓会と いう「明治会」になり、さらに昭和50年1月に今の「成隣会」となって、「長崎高商及び 長崎大学経済学部出身で関西在住の還暦を経た同窓生の親睦・研修且つ第二の人生を楽 しく、豊かにする会合を持つ事とする」という目的を掲げた数項の内規を作り「会員の 紹介により、入会者を募ること」とされた。
さて、高商33回弘中尚夫氏の提案で「食事を共にして、雑談するだけでは勿体ないから 、一人3分スピーチをやろう」という事になり、以来各人が必ず一言は喋る事になっている が,つい力が入って平均5分間スピーチだなと思っている。
仲々卓見が多く、年老いての健康法や療養の体験も生活の知恵として役に立つ。新聞の切り抜きや読書の跡のメモを準備する人もあって、年老いて尚皆さん仲々の勉強家である。それぞれの年輪を重ねた人達の人生体験、しかも年齢相応に飾らないざっくばらんな話が出来て、誠に温かい雰囲気の会である。

以下、福田泰前幹事の補足説明によると、
成隣会の由来は、論語の中の「文を以て常に友に会う。惟徳自ら隣を成す」から採られた。発足は昭和34年1月に遡り、当初は高商9回卒のクラス会として始まり、毎月15日に数名の同期生が昼食を共にし、「15日会」と称して松原徹氏(9回卒)が世話役を務められた。その後8回生を加え、次いで15回生まで拡げ、昭和51年9月に更に「明治生まれの同志の集り」ということで、その名も「明治会」に改められた。
昭和53年2月に五島敏郎氏(26回卒)が世話役を松原徹氏から引き継がれた。昭和54年1月に「明治会」が「成隣会」に改称された。平成3年1月に五島敏郎氏より、弘中尚夫氏(33回卒)に引き継がれ、平成7年4月より弘中尚夫氏より福田 泰氏(38回卒)に引継がれている。
歴代会長は槌本正雄氏(9回卒)、津山秀雄氏(22回卒)、社方 勲氏(34回卒)すべて故人です。四代はは元日立造船社長の村山利雄氏(34回卒)が就任。((注)村山氏退任の後は福田 泰氏が五代目の会長に就任されたが、H25/5 逝去。幹事は粟津謙爾氏。六代目会長に後藤哲昭氏が就任、幹事に吉本信之氏。 )) 七代目会長に京極通泰(学12)(H29.1より)。
前会長後藤哲昭氏がH30.6.4 に逝去されました。又、顧問の小崎長矩氏もH30.7.13に逝去されました。併せてご冥福を祈ります。
毎月の例会場は、従来有恒倶楽部、清交社、芦屋クラブ、日本綿業倶楽部、フルーブ等を使用していましたが、26/5月から大阪駅前第一ビル11Fの大阪凌霜クラブに替わりました。
更に最近では、大阪駅前のニュートーキョー.第一生命ビル店又は大阪中央電気倶楽部で開催することになりました。